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浄水器の除去対象物質の種類について解説!

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最終更新:2017年1月23日

浄水器には、据え置きタイプ、蛇口取付タイプ、アンダーシンク、ポット型、ピッチャーなど様々な種類があります。

水の中にある不純物を取り除いてくれる浄水器ですが、どんな物質を除去してくれるのでしょうか?

この記事では、浄水器の除去対象物質の種類について解説しています。

浄水器の除去対象物質とは?

普段、私たちが飲む水の中には、さまざまな物質が入っています。それは目に見えるものから、病原菌のような小さな物質まで色々とあります。

浄水器はろ材(フィルター)を使って、人体に悪影響になるとされている物質を除去しています。

浄水器の除去対象物質の種類

日本の浄水器で除去対象となっている物質の種類は、大きく分けて2種類あります。

一つ目は「家庭用品品質表示法」で定められた、13項目の除去対象物質。

二つ目は「浄水器協会」で定められた、2項目の除去対象物質。

次から詳しく説明していきます。

家庭用品品質表示法の除去対象物質とは?

「家庭用品品質表示法」で定められた除去対象物質は、以下の13項目があります。

1、遊離残留塩素(カルキ)

消毒用の添加物質ですが、水の味が悪くなります。

2、濁り(雑菌・固形鉛)

水の中にある微粒子等の濁りを発生させる物質です。

3、総トリハロメタン
4、クロロホルム
5、ブロモジクロロメタン
6、ジブロモクロロメタン
7、ブロモホルム

4~7項目までを総トリハロメタンと呼びます。この物質は、発ガン性があると言われています。水道水源の有機化合物と塩素が反応してできる物質です。

8、溶解性鉛

体内に蓄積されると赤ちゃん(胎児、乳幼児)の知能障害を引き起こす恐れがあります。

9、農薬(CAT)

内分泌かく乱作用を有すると疑われる物質で、除草剤に広く使われています。

10、カビ臭(2-MIB)

いやな臭いは水の味を大きく損ないます。

11、テトラクロロエチレン
12、トリクロロエチレン
13、1,1,1-トリクロロエタン

肝臓や腎臓に障害をおよぼすとされ、発ガン性があると言われています。主に工業用途に使われています。

浄水器協会の除去対象物質とは?

「浄水器協会」で定められた除去対象物質は、以下の2項目があります。

1、鉄(微粒子状)

赤水などを引き起こし、水の味が悪くなります。水道配管(鉄管)のサビなどが主な原因です。

2、アルミニウム(中性)

アルミニウム系疑集剤として、浄水処理に使われています。

まとめ

  • 浄水器の除去対象物質は、大きく分けて2種類
  • 「家庭用品品質表示法」で定められた13項目の物質
  • 「浄水器協会」で定められた2項目の物質